プロフィール

ウィンズスコア公式HP

ウィンズスコア公式twitter

2〜3月のお返事です。

>中学生さん
 まず、皆さんお馴染みの『元禄』そして『秀吉』『一休禅師』、以前からナガーク演奏されている『火の伝説』『斑鳩の空』、以上です。
 どの曲も、コンクールで何度となく演奏されています。成績は全国大会の金賞から地方大会の銅賞まで、まあ一杯あります。云うなれば、力次第ということかな。

>七夕さん
 小・中・高・大そして専門学校と教員をやってきましたので、教え子さんと会ったり、ブログを見つけて頂いたり、コンサートを聴きに来て頂いたり、ということが、ホンマ多いんです。有り難い限りです。よう先生になったことと、いまさら人生の喜びを感じています。ブログに声をかけて頂いて有り難う。
 私の病のことは、以前のブログを見て下さい。現状は、機嫌良く、作曲・編曲を日常としています。
 帽子が似合っていましたか?頭髪がディミニュエンドしていますので、ミュートしているんデース。(何のこっちゃ?)。
 七夕さんですから、1年に一度ですか。そう云わんと。機会があれば、皆さんとも一度お会いしたいです。合奏やりたいな。

>ユナさん
 すごく良いお話、有り難う。音楽をやる中で、大切なことを、2つ話してくれました。
 1つは、自分達のイメージを創り上げるということ、もう1つは、合奏する中で、人との繋がりを深めて行くことでしたね。ある楽曲を演奏しようと決めたとき、それは、きっと、あなた方が訴えたい何かが、その楽曲の中にあるのだと思います。
 人は、自分を表現したいと思っています。音楽家は音楽をする(楽曲を演奏する)ことで自分を表現しようとします。イメージを持つということは、その根源を作るということです。そして、イメージを大きな絵にして行く中で、一人ひとりが、自分を発揮して行き、仲間と一緒に大きなウネリのようなものを創り上げて行きます。それは、心の隅々までも、入りこんで来るのです。
 あなたは、そのような経験を肌で感じました。貴重なことです。今後の人生の中で、きっと生かされるでしょう。見事な《金賞》です。

>櫛田さんらぶ!!さん
 貴女の一言で、76歳のオジイサン、また元気が出ます。有り難う。皆さんのこんな支えで、作曲を続けられるのです。こんな自分の幸せを神に感謝しています。
 定期演奏会は『秀吉』ですか。壮大なドラマを出現させてみて下さい。大河ドラマの時代劇感覚ですが、皆さんだと、ラグビー、サッカーやアメフトの集団バトルのような、スポーツ感覚でも良いと思います。体をハッタ、爽快感を持ってチャレンジして下さい。
 一寸赴きは違いますが、これも力強い『一休禅師』がありますので、機会があればやって下さい。
 また、近々やる『星の王子さま』も、良いんじゃないかな。
 ではまた。バンドのみなさんによろしく。
(※編注:櫛田先生の新作『組曲「星の王子さま」〜語りと吹奏楽のために〜』は、2012年4月29日に京都で初演予定。)

>takaeさん
 上の七夕さんと同じように、こんなことが実に良くあるのです。先生をやっていたおかげで、街の中で美女から声をかけて頂くことです。76歳を忘れまして、心がポッとします。勿論、懐かしさ一杯です。30年以上前のことですが、良く覚えているものです。
 とくに、担任した生徒諸君は、まあその1年間は、親子みたいなものですから、ずうっと心に残っています。
 クラス編成は、担当する学年の教師が集まって決めます。生徒一人ひとりの成績とか、考え方とか、行動範囲とか、まあ、いろんなファクターで、組合わせて行くんです。ですから、ものすごく色々な条件をもった集団になるのです。担任は、それを担任として、束ねるわけですから、ものすごく広い世界感が要るのです。その中で、貴女にも接していたつもりです。
 ではまた、お会い出来るその日まで。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!

12〜1月のお返事です。

 >りんりんさん
 ご質問のようなことで悩んでおられるバンドは、結構多いのではないでしょうか。詳細にわたって、具体的に順次だててお話するには、このブログでまた機会を作って、何回かに分けて書きます。今回は、その基本と云いますか、方向性みたいなことを書きますので参考にして下さい。
 まず、部活は生徒が自主的に集まって出来ているものです。学校ですから、先生はその部活の運営の責任者として、役職につかれている訳です。ですから、技術指導が完璧に出来なくても、仕方ありません。運動部の多くをみると解ると思います。
 ただ、だからと言って、先生は勉強しなくても良いということはありません。良いバンド(より良い部活)にするには、まず「先生が勉強すること」です。
 しかし、もっと大事なことは、「生徒一人ひとりが自主的に、自分の能力で音楽を進めてゆく力を付けて行く」ことです。合奏は、一人ひとりの集合体です。一人ひとりが高まらないと、絶対、全体は高まりません。

 では、一人が高まるには…

 まず、楽器を愛します。楽器は貴方の恋人です。そして、何でも良いですから、好きな曲を一曲見つけ、人の前で演奏出来るように、毎日徹底的に練習します。カラオケをやってる、オッチャンたちと違うところは、テンポと音程をきっちりメトロノームやチューナーのメーターで確認してきっちりやるところです。合奏前にペチャクチャ喋る時間があれば、個人練習を徹底します。この各自の自主的な活動が、合奏の基になるんです。
 次に、人数がそろってなくても、ある時間が来れば必ず合奏を始めるようにします。部活の時間にメリハリをつけるわけです。合奏練習は、マーチを使います。過去の課題曲の中から選ぶと良いでしょう。遅めのテンポ設定で一音ずつ大事に、各自が美しい音をイメージして、気持ちを込めて、丁寧に演奏します。テンポをキープする指揮者は、バス・ドラムです。バンドのシェフですね。
 こんな規則正しい部活を考えて見て下さい。今日はこの辺で。個人練習・各楽器のポイントや合奏の進め方は、また別の機会に書きます。


>こうざんさん
 いつも櫛田作品に目をかけて頂き、大変嬉しいです。歳を忘れてまだ何やかやと、作曲・編曲しています。オホーツク管内のデータ有り難うございます。某雑誌の全国大会のレパートリーとの違い、同じ日本のパンドでこんなに違うのです。どちらも事実でして、これが現在の日本の吹奏楽の姿です。吹奏楽界としては、大編成の全国大会レヴェルのバンド以上に、大多数を占める、地方の少人数バンドの育成が、これからの最も重要課題と云えると思います。また、同時にそのレパートリーの多くが、管弦楽作品の編曲か、コンクールを意識した流行の作品であることも、問題の一つです。このことは、次回のブログでお話させて頂きます。


>うにゅらさん
 マーチは行進、歩くための音楽です。ただ、日本人の足の動きのように、スゥイング感のない歩きを指すのではありません。むしろ欧米の方々の歩行のよう、颯爽とした躍動感を持った、軽快なリズム感を指します。思い切って云いますと、舞曲の一つただとも云えます。だから、8分の6のマーチが存在するのです。そのリズム感を引き出すためには、例えば、4分音符は充分にスィング感を持って、ベース・ラインは少し長めに、その音が全く消えてしまわない間に後打が入る、といったイメージです。一寸、言葉だけでは難しいですね。ここは、実際にレッスンしてあげたいのですが、まあ僕でなくても、良い先生にレッスンを受ける必要がありますね。『旧友』はドイツのマーチで、幾分ガッチリしたイメージはあるのですが、昔の友人に久しぶりに会った幸せ感を持った、ワクワクしたリズム感が必要です。マーチの歌わせ方は、このリズム感・スィング感の出し方が全てです。練習では、少なくとも立って演奏します。椅子に座るのでも、腰を前に浮かすような要領で、前に体重をかけます。左足は、バスドラムのつもりでタップすることも良いと思います。


>音楽大好きさん
 この曲の難しさは、「歌唱曲」である民謡が素材になっていることです。つまり、一人で自由なテンポや節回しで歌う曲を、全員で寄ってたかってやるわけですから、指揮者の指示の徹底と、繰り返しての練習が必要です。各部分には、墨絵のような、吹奏楽では考えられなかった、美しい場面を作っていますから、充分にイメージされた場面設定をして全員で一致した表現を考えて下さい。1981年の全国大会での青森信用組合吹奏楽部(指揮:箕輪 響)が、あとにも先にもない名演です。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!

9月〜のお返事です。

>ユナさん
 小学校で吹奏楽が出来るって、羨ましいね。僕の時代なんて、音楽室にクラリネットが、飾ってあって(ホントに戸棚に飾ってあって、鍵が掛かっていて、手をフレルナ!!……)、そんな時代。
夏のコンクールで、元禄をやり、県大会に出場できました。私はティンパをしました。
 良かった、ヨカッタ。 

県大会ではダメ金でしたが、
 そんなら、県では優秀なんや。

10年間の中で、一番良い賞だったのです。
 そんなら、文句なしや。

 さて、『華音』のイメージやけど、もう完璧に「和」の世界です。花・木・山・雲・風・祭り……。どの部分に、何を感じますか?何でも良いんです。それが音になるんです。音によるエッセイと云うのかな。自然とか人の生活をイメージしています。自分たちで、考えて、演奏を創って下さい。音色・技術・テンポなんかは、ドライブさんのCDを参考にして下さい。大事なことは、自分たちの音楽にする事!!でーす。


>クラダイスキさん
 そうね。まず、日本民謡を聴こうか。それから、能楽・謡曲を聴こうか。これで大体、日本音楽の「間」とか「テンポのゆれ」が見えてくるでしょう。あと、和太鼓集団、例えば「鼓童」などのCD を聞いても良いでしょう。何かに向かって「ガーッ」と燃えて行くものが必要です。神田祭とか岸和田のだんじり祭とか、少しオーバーやけど。後半、燃えなアカンね。


>梁さん 
小編成には小編成の良さを、大編成には大編成の良さを。そこに、その団体ならではの個性が充分に発揮された演奏が理想的だし、やっぱり聴いてて面白いんでしょうねぇ。
 その通りです。

「このバンドにしか無いものがある!」と審査員や聴衆に思わせることができたら、結果がどうあろうとしめたものです。
 これもその通りです。逆に云うと、審査員の先生方はそれを見つけようと思って、審査されているのです。が、演奏する方が、前年のCDを聞いたりして、その演奏を参考(と云えば格好良いんですが、要するに真似)にしたりしているから、その個性とやらが、とても見つからない、そこで技術的なことに審査の方向が傾いていってしまうんじゃない?

もっと視野を広げていくと、吹奏楽のオリジナル曲も、吹奏楽でしか出せない響きが求められるのでしょうね。
 これもまさしくその通りです。僕も吹奏楽がしたい!!のです。高校一年生の君と同じフィールドに立てて嬉しいです。


>川村さん
 申し訳ありませんが、どなたの作曲された『星の王子様』ですか。『星の王子さま』は多く作曲されていますので、どのようなソロなんでしょうね。アドバイス出来ず、スミマセン。楽曲を話題にするとき、必ず作曲者・編曲者(とくに吹奏楽の場合)と出版社(ドコドコ版)という出典をはっきりさせましょう。全日本のコンクールのプログラムなんか、参考になりますね。『ダフニスとクローエ』『ロミオとジュリエット』でも、いろんな編曲がありますね。
 さて、フルートのリングキーのことですが、中指と薬指のバランス、つまり中指に力がかかり過ぎていると思われます。中指と薬指の交互打鍵をピアノを使ってトレーニングしてはと思いますが。ただ、僕はフルートやったことありませんので、僕のもっとも尊敬するフルートの先生・三村園子先生に聞いて下さい(音楽之友社気付)。


>西岡健太さん
 全体には、日本人の感性を描いているわけですが、現在の日本人はむしろそれを失いかけていますから、なかなかむつかしいですね。ですから、日本画と呼ばれているジャンルの絵画を沢山見て下さい。ただし、こちらも日本画と呼ばれながら、西洋画に近いものもありますから、難しいですが。とりあえず、そんな中から、この曲のそれぞれの部分にあった絵画を見つけて下さい。その絵画から、皆さんのイメージを膨らませて行っては如何でしょうか。前半は、自然の風景、後半は、祭りの風景と設定すると云いでしょう。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


7〜8月のお返事です。

>北沢凜さん
 「風に舞い、音に戯れる」は、私の自然体です。人は、自分で生きているように思っていますが、そうではありませんね。身の周りのもの全て、自然や他の人々がお創りになったものばかりです。その中で、自然に生きられる、そんな中で、音楽が楽しめる、こんな幸せに感謝しましょう。

>トランペットふきさん
 私の曲に ‘全日本へ向けてみんな必死’ で取り組んで頂けるなんて、作曲者としてこんな嬉しいことはありません。『元禄』の[A]の部分は、太平の世のおだやかな日々、雲の間から少し陽光がさして、といったイメージです。中間部は、人と人の心の絆・情感を描いていいます。親子・兄弟・周囲の人々・恋人同士……、色々ありますね。貴方はどれを撮りますか。

>まどかさん
 8月3日のコンクールは良い演奏が出来たでしょうね。貴女がおっしゃっていたように、人数って、音楽の表現に、優劣を付ける要素にはなりません(島根県の大田三中の例をひくまでるなく)。また、自分達自身のイメージを、しっかり持つことも大切なことを、理解して頂いて大変嬉しいです。
ちなみに私は曽根崎心中のような作品が描かれている場面と、その時代の江戸 の活気が描かれている場面があると考えています
 このイメージ大変ユニークです。

>ある学校の顧問さん
当たり前のことかもしれませんが、ストーリー性を十分持たせて演奏することが 大事だということを改めて感じました
 その通りです。音楽には、情景・劇的要素・情感が、演奏の根幹になります。そこからその楽曲の意味が創り出されるのです。

>S,Fさん
 この曲に取り組む・姿勢、つまりどのようなことを、表現しようかとか、何に感動しているのか、という貴方自身・自分自身の世界感を持っておられるのでしょうか。音楽の表現は、自分自身の表現です!!
 楽曲を通して、それを表現するのです。

>m.t.さん
 この曲は、日本の伝統音楽の音階を使って作曲しています。その音階から創り出した和声を使っています。ですから、この D・G・Aの和音も他の和音も、この曲、独特のものと考えて下さい。音の重なりは一緒ですが、西洋音楽の Sus4 とは関係ありません。和音表現・機能・進行も違います。響きだけから云えば、全ての音が全て等分に聞こえていなくてはなりません。ここが、西洋音楽と最も違うところでしょう。

>ゆーのさん
 『イントロダクション・アンド・ダンス 1』は、打楽器アンサンブルのスタンダードな曲になりました。打楽器をやる皆さんは、一度はおやりになりますね。その曲で、東海北陸大会に出場はすごいです。とくにシロフォンは、一歩前に出て演奏しなければなりません。また、機会があれば『華音』なんか演奏すると良いと思います。

>水口峰之さん
高校で吹奏楽部の指導をしている者です。先週土曜日に先生の編曲されたテイクファイ ヴとフラーミートゥーザムーンを演奏させていただきました
 有り難うございます。もともと、Jazz畑から音楽の世界へ入りましたので、家でくつろいでいる時は、殆ど50〜60年代のJazzを聞いています。『Take Five』もピアノで弾いています。この 5拍子の雰囲気を、Bandの皆さんが理解されたこと、嬉しいです。
 また、他の曲もやって下さい。いま、『エンターテイナー』を編曲しています。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


6月のお返事です

>ある学校の顧問さん
 ポイントは、ストーリー性を持った中での、情景・シーン・イメージが鮮明に表現されることです。戦闘場面だったら、どんな激しい闘いなのか、愛のシーンだったら、2人がどのように愛して、どのような状態なのか、といったように。

>真由子さん
 私自身、色々質問して頂く度に、実は色々と勉強になるのです。色んなことを考えながら、想像豊かに、楽しく練習して下さい。

>眞さん
曲についてのの情景等をできるだけ詳しく教えていただけませんか?
ですか ? このブログのページで、でるだけ詳しくと云われても、眞さんだけのスペースでもないし、チョット無理ですね。それよりも、貴方は演奏ということを、間違って捉えていませんか?演奏活動は「再生活動」でなくて「創造活動」であると、しっかり捉えておられますか?
 作曲家は、楽譜でもって語りかけているのです。ですから、楽譜からイメージ・感性を読み取って、自ら創造の翼を広げて行かないと、感動的な演奏を創り出すことは出来ません。もっと自分で、情景を想像して、表現を創造して下さい。

>愛さん
 日本のバンドであるのに、和太鼓を持っているバンドがまだ少ない、という理由です。やはり和太鼓を使用したい、ということであれば、遠慮なく使って下さい。勿論、使い方・挿入の仕方は、こう思う・このようにしたい・これが格好良い……、と思われるままにやれば良いと思います。
 音楽に大事なことは、創造力・創造性です。良い演奏・感動的な演奏は、全て独創的です。『火の伝説』でも、沢山の演奏があります。

>KAEさん
 『日本の旋律による三つの情景』は、題名の通り情景を創り出すことが大事です。指定のタンギング、強弱、テンポについていけなかったりで大変なところもあるようですが、出来る範囲で無理なく表現することが大切です。多少の・テンポ・アーティキュレーションの変更は仕方ないと思います。頑張ってというより、表現の確かさに工夫をして下さい。

>葉月さん

soloの最後の部分、ソ♯からラにかけて、音を変える際に、口で音程を変えて演奏している団体があるのです。口で変えるのか、キーで変えるのか、どちらが正しいのでしょうか…。
どちらでもOKです。演奏者がどのように感じて、どのように表現したいのか、が演奏行為で最も大切なことです。作曲者の書いた台詞を、貴方はどのように表現したいのですか?ここが大事な所なのです。作曲者の視点は、楽譜に書いてある通りです。他の演奏を聴き比べても良いですが、自分で読み取って、自分で考えて見なさい。感じた通り、思った通り、イメージ通りやりなさい。音楽には、こうしたらアカンとか、こうしないとアカン、ということは一切ありません。
 私が「アカン」という言葉を使うのは、演奏者が自分というものを持っていないときです。

>奈良和美さん
 災害とは、自然の中に生きる、自然の恵みの中に生きる人間が、自然の恵みを改めて感じなければならないのではないでしょうか。自然災害と云いますが、自然は何も悪いことをしたわけではありません。地震だって、津波だって、自然にとっては自然なのです。自然の恵みに対する思いを、もう一度心にして、自然の恵みに生かされている身の幸せを感じましょう。音楽が出来る幸せも、いわば自然の恵みです。東北地方の方々のこれからの道は、「復興」ではありません「新生」です。「祈り」ではありません「創成」です。私たちもそのために……。

>北沢凜さん

 コンクールまで1ヶ月でしょうが、1ヶ月の中で、自分達の一番やりたいことをやれば良いですよ。音楽に最後はありません。今、音楽を通してやりたいことは何なのか。このことを皆さんで共有して、毎日を楽しんで下さい。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


5月のお返事です

 課題曲の中の課題2011も、ウィンズスコアさんのご協力を得まして、PDFでダウンロード出来る素晴らしいサイトで、皆様のもとへ発信・ご提供できました。コンクールの課題曲を通して音楽の勉強をして欲しいという願いから、ビジネスを超えて発信・ご提供させて頂いております。ぜひ活用して下さい。

 さて、5月のお返事に入りますが、その前に、私の事で恐縮なのですが、少し情報が混乱・一人歩きしてしまって、いささか困っておりますので……。
 実は、4月の人間ドックのMRA検査で、脳動脈瘤が発見されました。これは破裂して脳内出血になる確率は高いものでなく、私の年齢から云えば余命との勝負ですが、医師は私のことを考え手術して治療して、少しでも長く生きるように判断されました。そこで、現在そのための準備期間に入っております。とくに、以前から糖尿病でありましたから、血糖値のコントロールを長い期間安定させなければなりません。家庭で日常的に生活を送りながらの経過観察の毎日です。
 こんなところなのですが、それがどうしてか「入院した」「手術した」……といった、情報が一人歩きして、そのためか多くの方々にご心配をおかけしています。お見舞いに来られたり、色々ご心配して頂くこと、大変有り難いのですが、悪いなぁと思っております。勝手なようですが、その辺りよろしくご理解頂きまして、ご心配して頂くお気持ちだけで充分でございます。当分はお見舞い・伺いなど、ご遠慮申し上げたいと思っております。よろしくご配慮の程、お願い申し上げます。結果終わりましたら、皆様にきちんとご挨拶させて頂く所存でございます。

 さて、それでは本題の方へ。

>ジョージさん
 「エルザ」というのは、多分、ワーグナーの『ローエングリン』第2幕の『エルザの大聖堂への行列』の事だと思います。楽曲は、極めて劇的に出来ていますから、フルート・クラリネット・オーボエのsoloは全て、感情が次第に高まって行く、長いフレーズの流れが大切です。勿論、音色は優雅さを持ち合わさないと、どうにもなりません。静かだけどしっかりとした、説得力を持った演奏が期待されます。合唱の入った原曲を聴いて、全体を把握した上での演奏になると思います。編曲は、ルシアン・カイリエ版、原曲模範演奏は、アバド指揮のウィーン・フィルがお薦めですよ。


>真由子さん
 日本の5度の和音は、両方の音が同じように鳴っていることが大事です。その点では、西洋の音楽の3和音とは違います。主旋律に対する和音が、鮮明に聞こえて一体化している必要があります。この曲は、京都の伝統的な「火」にまつわる行事を題材に、日本人の心を描いたものです。
あの曲はなぜ盛り上がって→フルートのソロ→クレッシェンドで終わるのですか?
盛り上がってからのフルートは何を表現してるのですか?

そこは、大文字の送り火が静かに消えて行く場面を表しています。


>しばたさん
 『日本の旋律による三つの情景』の主題は、民謡のように聞こえますが、日本の伝統音楽の民謡音階を使った、私の創作・オリジナルです。別の『東北地方の民謡によるコラージュ』という曲と混同されているのではないでしょうか。

>まりりんさん
 『元禄』の[B]と[O]の曲の盛り上がりの違いは、[B]は賑わい・華やかな風俗といったもの、[O]は江戸の祭り・町衆の心意気、です。華やかさと力強さ、といえば良いでしょうか。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


4月の残りのお返事です

>ぶちょ、ホルニスト(hkb)さん
 音楽の力を語った、僕の想いをご理解頂き、大変嬉しいです。全てそうですが、前向きの姿勢が、生きる力を生み出し、活力となります。
『斑鳩の空』は、映像をイメージして作曲したものですから、演奏はぜひ何か斑鳩地方・法隆寺近辺の写真・動画を参考にして、演奏を作り上げてださい。実際に、法隆寺近辺を訪れてみることも、最も良いことですが。

>まりさん
 『東北地方の民謡によるコラージュ』のとりくみ、期待しております。民謡は、その土地の香りを持っています。永い時間の間に創り出された、人と自然の繋がりを持っています。世界の音楽が、その土地の民謡を土台に、創り出されていることでも、明らかです。ブラームス、チャイコフスキー、バルトークなどなど。地方を想い、自然を想い、演奏して下さい。

>北沢 凜さん
 和声のテキストですが、基本的には『和声−理論と実習(1)』(池内 友次郎 他著・音楽之友社)を読んで下さい。和音の各声部の配置が理解出来ます。実習の課題を、バンドのパートに置き換えて、演奏してみることも、一案かとも思いますが。

>市原 繭さん
 学生時代より櫛田先生の作品をこよなく愛し青春時代を過ごして頂き、大変嬉しいです。僕の『東北地方の民謡によるコラージュ』を想い起こして頂いたことも。また、オーケストラでの演奏のお考え、大変興味あります。私の作品はどちらかと云えば、オーケストラ的と云えます。オーケストラで作曲したものを、吹奏楽に編曲したように考える、欧米の方が大勢おられます。吹奏楽なのですが、ベースにオーケストラがあるようです。僕の吹奏楽には、やはりオーケストラ的な色彩感を求めているのでしょか。欧米で『飛鳥』もオーケストラで演奏されているようです。フルオーケストラの曲を書いてみては、というお話もあるのですが、僕はやはり吹奏楽が好きなのです。オーケストラのように色彩感のある吹奏楽を、作曲して行きます。『東北地方の民謡によるコラージュ』を管弦楽版にて演奏してみて下さい。編曲については、JASRACを通じて、僕の許可が必要です。また、管弦楽版への編曲譜のチェックは、作編曲のレッスンの一つとして受講して頂けては、と思いますが。

>えりかさん
 アンコンで、『イントロダクションアンドダンス No.2』を演奏して、地区大会グランプリ、県大会銀賞だったことを、良い思い出にして下さい。

>まゆこなさん
  Maracasで「風のように、」とあるのは、風の「さーぁっ」という音を出すのですが、粒の細かい、サラサラという感じのMaracasを、少なくとも2セット用意します。両手に1セット2個ずつ持って、細かく動かし頭上から腰の辺りまで、ゆっくりと振り下ろします。Maracasが数セットあれば、人数を増やし、演奏場所を離すと効果があります。

>まりりんさん
 『元禄』は、日本の自然の美しさと人の情・力を描いたものです。いま云われている「がんばれ日本」を、文化華やかな、元禄時代に託したものです。日本人が持つ、強さ・繋がり・情といったものを、いま一度見直すことも良いでしょう。冒頭のサックスのソロも、そういう意味で、人に話しかける・訴えかける情感が必要です。このソロ一つで、この曲の訴えが創られます。

>雪月花の演奏さん
 箏用の楽譜はありませんが、周りに直せる人はおられないのでしょうか。僕が箏譜を作っても良いのですが、ウィンズスコアさんとのビジネスとなりますので、少々お金がかかります。ウィンズスコアさんにご相談下さい。箏で演奏している音源は、聴いたことはありますがCDなどで残ってはいません。もし、あなたのバンドが演奏して、それが残せれば、初めてのもになり、注目されると思いますよ。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


2月〜4月5日までのお返事

 久しぶりとなりましたが、2月〜4月5日の分までまとめて、お返事させて頂きます。
 
>W.O.Tさん
 まずは、志望高校への合格「おめでとう!!!」。そして、部活では吹奏楽部に入ってと、きちっと自分のフィールドを決めて日常を求めている、その前向きの姿勢が嬉しいですね。前を向く・上を向く、この姿勢をいつも忘れずに行こう。
 また、3年間の世界を迎えるわけだ。しっかり楽しもう。音「楽」って云うのだから。楽しむ心から喜びは生まれるものです。楽しみは、素直に笑うことから生まれます。

>極少人数バンドの顧問さん
 まず、少人数バンドとか小編成バンドとか、表現されていますが、このこと自体が間違っていると思います。それは、この言葉なりイメージなりは、あくまで大編成を基準にして、それの小さいもの、というように理解されています。そうではなくて、小編成のバンドは、大編成とは全く違うカテゴリーのものだと云う理解が必要です。ですから、大編成のスコアを、あちこち削って、なんとか辻褄を合わす、と云うことは無意味なのです。
 そこで、自分のバンドの編成・スタイルを、熟知されている、指導者・ディレクターの先生による、スペッシャル・アレンジメントが必要になって来るわけです。小編成バンドほど、特殊な存在になって来るわけですから、レパートリー・アレンジメントもスペッシャルなものになって来るのが当然です。勿論、毎年の編成も変わりますし、部員の力量も違うわけですから、もう大変です(その点、大編成の指導者は、こと演奏に関しては、随分楽ですね)。だけどその分、楽しみも大きいです。
 実は、大学の私の講座でも、毎年ごとに、学生の選択する楽器は異なるし(自由に選択させています)、初心者から(ピアノ・声楽専攻生です)経験者まで、もの凄い格差を抱えてスタートします。私自身は、本当に良い勉強をさせてもらっています。指導者の方も、それだけアレンジメントの力量が要求されるわけです。しっかり、勉強して下さい。小編成バンドのディレクターであることを、良いチャンスにすれば良いのではないですか。
 レパートリーは、セミクラシックと呼んでいる、親しみ易いクラシックを取り上げるのが、良いと思います。モーツァルトの『セレナーデ』とかブラームスの『ハンガリア舞曲』、パッフェルベルの『カノン』とかですが、やり方によっては(ラヴェルを意識しないで)、『展覧会の絵』だって可能です。自分では、アレンジメントが無理だと思われましたら、一度、自分のバンドのために、スペッシャル・アレンジメントを特注されてみては如何ですか。方向性が見えて来ると思います。具体的なご相談は、Winds Score 経由でどうぞ。

>もうすぐ40歳さん
 『雅抄楽』の楽譜は、(有)ウィンド・ギャラリーさんより、出版されています。
 
>さんと ろさりおさん
 僕は、中学校で数学を教えていたことがあるのです。その僕が最初に赴任したのが、京都市立桂中学校なのです。一時開店休業していた吹奏楽部を、生徒諸君の希望で、15名だったかな、で復活させました。
 当時は、現在のように吹奏楽の楽譜が沢山なく、僕が作曲・編曲していました。僕の書いたスコアを、部員が一人ひとり写しとっていたんですよ。ポップスを取り入れたり、マーチングを始めたのも、僕です。桂中学の吹奏楽部には、時代として、ブラバン初期の思い出がギョーサンあります。京都会館のコンサート・西京極球場でのナイターコンサートなどですが。僕が3代目の顧問になるんかな。50年前のことですね。

> 壱さん
 『雅風断章』は、京都の嵯峨野の秋をイメージして、作曲したものです。雅風という語には、「雅な京都の嵯峨野に吹く風」という意味と、「嵯峨野という風景」という意味を込めています。嵯峨野の大覚寺・天竜寺の本堂に座って、庭園に静かに吹いて来る風に、今の自分を考えて風と対話しているといったイメージです。また、竹林の中を歩いている時、ふと風が吹き抜けて行くといった様子もあります。皆さんが街を歩いていて、ふと風が吹いて来て、というイメージでも良いと思います。嵯峨野という雅な歴史を持っている土地が、僕たちに与えてくれる心の高ぶりを感じる秋、という感じです。

>北沢 凜さん
 まず、和音が合っているかどうか、ということですが、これは感性のもので、美しい・澄んだ・豊かなといった言葉で表せると思います。自分が経験的に、感性として育んだものです。だから和音の響き合っていることは、自分がそう思っているかどうか、ということです。
 一般的に云えば、1・3・5音のバランスは、 10・5・7が良いと思います。そして、長3和音のときは、3音が低め・5音は高めが良いと思います。短3和音は、逆が良いようです。
 それから、和音は単独では意味がなく、和声として進行して意味がありますので、各音が次にどう進行するかによって、表現しなければなりません。ですから「和声法」をどの音楽生も必修で勉強するのです。

>まどかさん
 『元禄』は、全国の皆さんが競って演奏してくれています。吹奏楽のスタンダードとなって、作曲者として、こんな嬉しいことはありません。ぜひ、自分達のバンドの個性を生かした『元禄』に仕上げて下さい。各部分に充分イメージを持たせることが重要です。
 今、被災しなかった僕たちは、ブログに書きましたように、音楽をもう一度見つめなおし、音楽と真剣に・懸命に取り組むことによって、音楽の持つ素晴らしい力を再確認し、音楽をやっていける生きている喜びをかみしめることでしょう。僕たちがこのような姿で生きていることが、被災者の方々の励みになると思います。

>まりさん
 ブログに書きましたように、いま僕たちがやることは、音楽人として「音楽」をすることです。今こそ「音楽」の愛・絆・心をしっかり受け止め、その素晴らしい力を確認することです。そのために、吹奏楽部活動を通して、音楽を通して、心を鍛えて来たのです。自分を磨いてまたのです。音楽をやる目的はここにあるのです。コンサートもコンクールも、一つの目標ではありますが、それを乗り越えることで、もっと向こうに人の強さを作り上げる、大きな目的があります。僕もんな意味で作曲しています。新しく出版された僕の『東北地方の民謡によるコラージュ』は、東北地方の皆さんへの応援歌です。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


1月のお返事です

 >まりさん
 吹奏楽部としての活動の最初は、確かに小編成で、しかも初心者も多くって、何ヶ月たってもまだまだ発展途上、という状態ですね。ですから当然、音楽的な表現のレヴェルも高くないし、大きな編成のバンドの圧力みたいなヤツに出会って、心細くなっちゃうんやね。しかし、小編成でもその取り組み方・訓練・活動・学習の仕方で、レヴェルの向上を果たす事は出来ます。
 その結果、貴女のおっしゃる通り、
一人一人の感じ方、表現の仕方までがモロに感じられる 聴く方としても奏者としても良い緊張感のあるものではないかと。そう考えると、とても豊かな環境なんだなと。
と云うことになりますね。
 では小編成バンドが、こうした充実したところへ達するには、どんな条件を整えるとエエのでしょうか?これについては、次の「もうすぐ高校生」さんへのお返事を呼んでみてね。

>もうすぐ高校生さん
 あなた方は、自分達のバンドが「小編成バンド」である云う事が、「ただ人数が少ないバンド」という認識しかないんじゃない?20人でやるのんと50人でやるのんとでは、吹奏楽といっても違う表現・演奏になるもんやんか。オーケストラと室内合奏団を一緒にしたらあかん。小編成のバンドは、ウィンド・アンサンブルとしての表現を目指さないとあかんなぁ。聴き手に与える印象も、大編成パンドと同じことしてたら、そら貧弱にも見えるしアカンわ。取り上げる楽曲から、見直す必要があるよね。ダイナミックな強烈なサウンドを持った作品(最近この手の作品が多く、これが吹奏楽の全てであるような、錯覚があります)に目を奪われたりしていないだろうね。大編成のバンドの演奏表現が、アタマに散ら着いている限り、結局劣等感を持つだけやんか。大編成の為に作曲された曲(楽譜)を持って来ても、どうしょうもないね。
 まず、取り組む楽曲(選択するレパートリー)を考えよう。G.ホルストの『第1組曲』『第2組曲』、R.ヴォーン・ウィリアムズの『イギリス民謡組曲』、G.ジェイコブの『ウィリアム・バード組曲』などです。
 また、クラシックでは、J.S.バッハの『小フーガ』『シャコンヌ』『G線上のアリア』『管弦楽組曲第2番』、モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』、レスピーギの『リュートのための古風な舞曲とアリア・第3番』、グリーグの『ペール・ギュント組曲』、ラヴェルの『マ・メール・ロア』(これらは、勿論良いアレンジが必要ですが)など、小編成に適した楽曲はたーくさんあるんだよ。
小編成と中編成・大編成の差や、小編成なりの努力の仕方をぜひ教えてください!
 上に書きましたように、小編成と中編成・大編成の差は、取り上げる楽曲が違います。小編成の場合各パート一人が基準になりますから、ソリストの集団となり、大編成より楽器の色彩感が、クリアに表現されるんだな。小編成なりの努力の仕方なんて、特にありません。合奏は、小編成と中編成・大編成であっても、一人ひとりの技術・感性が、そのバンドの演奏を創り出すわけですから、人数にかかわらず、一人ひとりの音楽的レヴエルの問題なんだなぁ。要は、一人ひとりが上手くならんとアカンのや、と云うこと。
 小編成バンドとして、しっかりとした認識からスタートしましょう。「少数精鋭」という言葉があるやんか。

>高校生さん
 発売のチラシのゲラ・コピーが、全日本吹連から送られて来ました。近々、埼玉県伊奈学園総合高等学校吹奏楽部と大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部で参考音源のレコーディングをやります。このCDが付いて、4曲3,000円、ナント!!

>梁さん
時代は変わる。吹奏楽の世界も、徐々に若者達に受け継がれていきます。
 その通りです。
櫛田先生も、どうか少しでも長生きして、ご自身の培ってきた音楽の大切さを、今の若者達に御教授なさってください。
 有り難う。僕もそのように思ってます。永野先生と同じで、市民に愛される吹奏楽を広めることで、吹奏楽の愛好者・ファンを仰山増やすこと、その為の吹奏楽の指導者・教育者を仰山増やすこと、勿論作曲家も。これが、僕の今のやらなきゃならないことやね。出来る限り、機会を作ってと思っております。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


12月のお返事です

>波多野佑さん
 吹奏楽コンクールの課題曲に応募、とお考えのこと。一つの目標として悪くはありません。課題曲という、イメージを設定し易い作業ですから、作曲に取りかかり易いと思います。ただ、逆に課題曲というシバリもあるわけですから、その中で自分のイメージする音楽を書くわけですから、難しいですね。どうしても、課題曲のマネゴト、またはツクリゴトになってしまっている課題曲も多く見られます。試験問題に自分の心を読み込むわけですから大変ですけれど、挑戦して見ると良いね。

>颯太さん
 僕も、福井県の「ハスの実の家」という、パン工場や農園もある、障害者の仲間の作業所で、一緒に音楽やっていたことあるんです。健常者の皆さんのご協力を得て、一緒にコンサートを開いたりして。作詞・作曲は全て、障害者の仲間の皆さんのオリジナルで、僕が吹奏楽に編曲して、近くの中学校の吹奏楽部に協力して頂いておりました。音楽をやることは、素晴らしいことに違いないんやけど、その音楽を何に使うんか、どう使うのか、が問題なんやろね。何か役にたちたいなぁ。いつもそんな思い。

>北沢凜さん
『日本の旋律による三つの情景』で、関西大会に出場して……
 ヨカッタヨカッタ。『華音櫻来』もエエけど、この曲以外でも『フィギュレーション』なんか後半の祭り囃子で、絶対日本人の心を打つ曲だと思っています。東北・北海道では、良くやってるみたい。再度、関西大会に挑戦してみて下さい。

>Windさん
私は今、中学3年生で受験勉強に励んでいます。
 間もなく入試なのですか、それとももう始まってしまったのか。申しわけありません、まず、入試突破をお祈りします。
 さて、
次第に"作曲家になりたい"、という夢を持つようになりました。
 こちらのことですが、やはり、楽曲の仕組みから学習せんと、ということになるね。いきなり、いわば大げさな楽曲はさけて、例えば、コンクールの課題曲なんかを教材にしたらどう?スコアも音源も、全日本吹奏楽連盟に連絡すれば簡単に手に入るし。僕の分析もインターネットで発信してるし。ああ、こんなこと分析するんや、ってすぐ分かるよ。そして、その中で分からんことが出できたら、それを勉強して行けばよいんや。そして、その楽曲を下敷きにして、今度は自分で創って行くんや。まあ、ざぁーっと云えば、こんなことになるかな。

>梁さん
 自分自身を信じること、そして自分自身を皆さんに伝えること、やはりこのことが、一番人と分かりあえることと思っています。11月のお返事(菜歩さんへ)を分かって頂き有り難う。僕の人生も、全て音楽への道です。全ての生活・行動が、音楽に繋がっています。音楽を聴くことは勿論、毎朝散歩する御所の木々・鳥達、映画・展覧会、日本シリーズ・ライスボウル、顔見世・マンマミーア……。そう、全てです。

>奈央さん
風の祈り』は、一人、ふと立ち止まったとき、また何気なくベンチに腰を下ろしているとき、そんなとき風の姿を感じませんか。風の来た方向や、風の行方を見つめたり。そのような心の動きの中で、日頃胸にしまっていた願いを、風に託してみようか、なんて子供みたいになってしまって。そんな想いで作曲したものです。奈央さんも、何か風に願いを語ってみては。その風が運んでくれますよ。行く先はどこかな。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


| 1/2PAGES | >>