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すべての道は「アレンジ」街道

アレンジ曲のかかえる問題、吹奏楽人としては、さけて通れるものではないよねオリジナル曲以外は、クラシックだけに限らずすべてアレンジもんということになるんやさかい。
僕も、オーケストラに肉迫(?)する驚嘆アレンジを書いてやろうか、と心のどこかがソワソワと囁いてはいるんやけど、そう簡単にはいかへんのや
歴史的大作曲家のオーケストレーション、そんなに簡単なもんやないデェー

そこデェーだ。
スィッチを切り換えてアレンジすることで、オーケストラから離れて吹奏楽作品として創り上げてしもたる、このコンセプトもありやないかな
アレンジ曲と云うても、何やもともと吹奏楽のための、つまりオリジナル曲の匂いがワァーッと広がって来よるのんもエエもんちやう

鈴木 英史編曲・レハール作曲『喜歌劇「メリー・ウィドウ」セレクション』、
瀬尾 宗利編曲・アーノルド作曲『組曲「第六の幸運をもたらす宿」より』、
後藤 洋編曲・プッチーニ作曲『歌劇「トゥーランドット」より』。

名旋律や色彩豊かなオーケストレーションに溢れた原曲やさかい、そらアレンジャーの腕の見せ所も一杯や
それにしても、この3曲はよう出来てるわ。
これは、もうアレンジ曲と違うて、オリジナル曲云うてもエエのんと違う
歌劇や喜歌劇、ミュージカルや映画音楽のセレクションがエエのんかな。原曲のエエトコ取りで、吹奏楽に仕上げて行くんやから、アレンジャーにとってもエエ気持ちや。

アレンジされた曲が、吹奏楽(らしく)になっとるかどうか、簡単に云うたらこんなことやない
これは、クラシック以外の曲にも云えると思うよ。
だから、僕もジャズ・ロック・ポップスをアレンジするとき、吹奏楽のオリジナル曲としてアレンジしているんだよ(Wins Score吹奏楽ジャズを)
クラシックの曲でも、出来るだけ吹奏楽っぽくアレンジ出来る、ラフマニノフ作曲の『前奏曲 Op23-5』や、ブラームス作曲の『ハンガリア舞曲』なんかも手がけているんやけど。

僕らの周りでは、ニーズに応じて、流行のポップス・チューンが次々アレンジされているんやけど、粗製乱造に陥ることなく、確固たる吹奏楽レパートリーを創り出すという(スゴーイ)、コンセプトを持って欲しいんだな

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【ウィンズスコア編集部より】
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コメント
櫛田先生こんにちは。

確かに、この三曲はとても良く出来ていますね!セレクションものなどはどの様にストーリー、曲をセレクトしていくかだけでなく、やっぱり吹奏楽曲にする以上、オーケストレーションもかなり考え抜かなくてはならないでしょうね。

こういったアレンジが、今後も「吹奏楽」というジャンルの発展に繋がっていくと思います。

某吹奏楽作曲家の方は、ぶっちゃけてしまえばトランスクリプションは誰でもできると話していました。


トランスの編曲でも、練りに練った物ならばやはり魅力を感じます。その中でも、去年全国大会で演奏された川越奏和、佐藤正人氏のラフマ、「交響的舞曲」。演奏が上手いのもありますが、「吹奏楽でこんな音が出せるのか!」と、まるで本物のオーケストラサウンドのように感じました。
衝撃でしたね。

トランスにも深い要素はやはりあるのだろうかと感じました。
  • 2010/09/10 12:38 AM
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