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10月のお返事です

>クラ吹きのミクちんさん
  リードミスに別れを告げること。僕はリードミスの原因はリードにあり、と思っとる。薄く削られているリードの厚さにムラがあるんじゃ。何ミクロンの問題や れど。極めて細かいサウンド・ペーパーかガラスの破片でもって、リードを丹念に調節する。つまり自分に合うように削って行くのんや。自分に合った宝物のよ うなリードをものにする、市販のヤツをそのまま使わないことやね。もう一つ、自分に合わすということでは、あの金属製のリガチャーもデリカシーに欠けるね。リガチャーを止めて、細く編んだひもをでグルグルッと巻いて見なさい。音も良くなるんやない?

>さちさん
  『万葉』は、日本人の心の原点みたいなもの、つまり日本人の持つ心、特に自然に対する情感、人に対する思いやりの心情を描こうとしたものです。現在、かつて日本人が持っていた、この美しい心が急速になくなって行きつつあるときに、作曲家としてのメッセージを発したかったのです。この曲は、世界中のサックス奏者が歓迎してくれました。日本人の心を知ってくれました。音による外交です。映像はいらへんのです。

>土橋 誠さん
  40年前の話ですね。今とは反対に、生徒さんがガンガン増えてって、仮校舎で授業をやっていましたね。そのころは学校も学校らしく、教師も生徒さんも、皆 んなそれらしく、変ぇーんなことも起こらへんし、楽しくやってましたなぁ。僕もそんな日常の中で、教師やりながら作曲の勉強ができたんです。エエ時代やったんやな。懐っかしぃー。

>波多野佑さん
  数学科だったのですが、教育大学だったので、音楽科も併設されていて、音楽を受講することが可能だったのです。そこで、お会いした先生と仲良くなってしもうて。楽譜とLP(そのころはCDがありませんでした)を渡されて、「よく読んで聴いとけぇ」と。次に、「旋律書いてみぃ」です。そして、「和声つけてみてみぃ」。こんな順で、書いて行くと、その中から課題を示されて、作曲法が何となく教えられて、という具合でした。映画音楽の高橋 半先生を紹介して頂いて、 後は先生の作品を読ませて頂いたり、オーケストレーションやっといてね、とか、お話を聞かせて頂いたり、で。おっしゃるように「とりあえず書かないとだめなんですが。」その通りです。

>北沢さん
 吹奏楽の編成の中で、もっとも邦楽に近い楽器が、フルート・ピッコロ、それに打楽器だと思います。和の心を直接に訴えるとなると、やはりここへ来るんでしょうね。他の楽器ではどうしても、外国の方が日本を語っているように思えてしまうんです。

>軟式ブラスさん
 「軟式」なんて面白い。そう云えば僕は中学校の先生やったとき、女子軟式テニス(当時はそう呼んだ。今はソフト・テニスちゅうんやね)の顧問やって、近畿大会まで行ったことありますねん。
 さてと、本題は「アウフタクト」のことですね。「アウフタクト」ちゅうのんは、ドイツ語で、アップビートのことでして、日本語では「弱起」と訳されているが、これがまた実に悪い訳で(音楽用語には、この実に悪い訳が多く、そのため多くの誤解を生んでしまっとるのやが、このことについては、また日をあらためて、ということにして)、ようするに、4拍子やったら1・2・3・4の2・4拍を云うのんやけど、裏拍と呼ばれている「1ト2ト」の「ト」に当たる拍もそう呼ぶこともあるんで。とくに心してかからんとあかんのは、フレーズが「アウフタクト」から始まるヤツ(西洋音楽には実に多いんや、ナンデカナ?宿題)の入り方や。弱起いうてこの言葉にだまされて、弱く入ったらあかんのやで。ここは一番、フレーズのアタマなんやから、しっかり入ることが大切なんです。こんなことでエエかな。

>颯太さん
 「ソウタ」さんと読むんかな。良い名前だ。颯爽としたイメージが浮かんで、なかなか良い男なんじゃろう。
 和音の話に興味を持って頂き有り難う。西洋音楽の核は和声にありで、世界中の音楽で、和音を理論的に組織立てている(つまり和声法・コード進行法など)音楽は西洋音楽しかないんじゃ。だから、作曲法とか編曲法のテキストを開いても、内容のほとんどが和声法・コード進行法についやされているのよ。ここに興味を持った君はエライ!

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【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


コメント
櫛田先生 コメントありがとうございました。なかなか踏み切れずにいますが、そろそろはじめたいなと思います。今のところ夢は吹奏楽コンクール課題曲なんです。五年ぐらいで…。
  • 波多野佑
  • 2010/12/03 11:07 AM
ピッコロを2本使って演奏する時などは、ホントにお祭りを思わせますよね。打楽器の中でも和楽器を使った深い音色の追求はしても限界がないように思います。
日本旋律による3つの情景で、関西大会に出場して以来、再度櫛田先生の曲で関西大会に出場したいです。
華音櫻來。難しい曲ですが、すごく好きです。今はまだ新米ですが、夢を諦めずにすすみたいと思います。
  • 北沢凜
  • 2010/12/15 1:04 AM
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