プロフィール

ウィンズスコア公式HP

ウィンズスコア公式twitter

11月のお返事(菜歩さんへ)

 この季節、やはり私的には、年甲斐もなく忙しく、猫の手でも何でも借りたーい状態。オカゲで、ブログもはかどらず、お詫びオワビ!そやから、皆さんからのコメントも、1件で淋しい思い、枯葉の季節にふさわしいぜよ、なんて云ってられんが、この菜歩さんからの1件、私も含め音楽やる人間には、大いに考えさせられる課題があると思うんで、お返事として、私の考えを書いてみようか。

 まず、菜歩さんの音楽の始まりは、中1でアルト・サキソフォーンを手にしたときでした。これが菜歩さんのパートナーとなります。名前は「シエル」(フランス語で空という意味を籠めて)と呼びます。

 そう、まず人は何かを始めようとする。それは全て自己表現なんや。音楽やろうか、そう思ったとき、音楽による自己表現の始まりや。人に自分の存在を示したい。これは何も悪いことではない。それはいつも、他人に自分の愛を示したいからやんか。音楽そのものも愛に満ち溢れている、その愛の中で、自分の愛を表現したい、そんな自分は尊敬に値する。その中で、パートナーを得ることが出来た。パートナーとは喜びをともにするものだ。苦しいとき、自分のパートナーに苦しさを与えてはいかんよ。そして、パートナーとはたくさん喋ろう。ドウデモエエお喋りはあかんでぇ。自分が信じている・信じたいことを、ぶっつけて行くのんや。

 《後輩から「消えろ」と言われ、落ち込んで》いることもあるようだね。こんなとき、大切なことは、自分を信ずること、もっと云えば、自分を尊敬することだ。自分はたいした人間でないなんて、夢にも思ってはあかん。評価された実力・実績はまだないかも知れへん、これからこの道を開拓して行くんや、その覚悟の上で自分を信じるのんや。ついでに云うとくが、他人の評判なんか気にするのはアホや。もともと、人それぞれ評価の仕方が違うんやから、評判も色々あって当然。自分がエエように思われたい、と思っているから腹が立つんや。自分が望むような評価なぞ、ほとんどないのや。安心しなさい。

 《シエルや仲間(楽器や全て)と精一杯生きていきたい。》音楽をやる多くの仲間が周りに居てくれること、こんな幸せなことはない。作曲家は理想を楽曲に込める。仲間とともに、その楽曲に込められた、夢の世界に深く入り込んで、語り合う幸せを持とう。楽曲は、色々な方向から、立体的に美を作り上げている。仲間どうし違った方向から、話をしよう。もし、その楽曲に飽きたと思ったときは、仲間の成長が一時止まっていると思いなさい。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


コメント
私は今、中学3年生で受験勉強に励んでいます。私は中学1年生の時に吹奏楽に出会って、今では吹奏楽曲を聴くことが趣味になっています。
今まで私は「夢」を持っていませんでしたが、次第に"作曲家になりたい"という「夢」を持つようになりました。色々な吹奏楽曲を聴いていくうちに、その思いは強くなっていきました。
しかし、好きな曲のスコアで勉強したいと思っても好きな曲はどれもレンタル譜ばかりで、出版社にスコアだけを買いたいと問い合わせても、レンタル譜なので無理だといくつも断られてきました。結局、基本的な楽典の知識(長調と短調について、基本的な和音など)が身についただけで、中学3年生になってしまいました。私は高校生になったら、真剣に音楽を勉強したいと思っています。どうしたら良いでしょうか。


  • Wind
  • 2010/12/18 4:16 PM
櫛田先生こんにちは。

僕は打楽器パートで、先生のお話にとても頷かされました。


僕自身、昔から自己表現が苦手な方で、ほんの少しの好奇心で吹奏楽に入ったのがキッカケです。

打楽器を始めて、音楽の偉大さ、凄さを知りました。
呼吸、強弱、リズム、一体感、打楽器は、「僕自身」を、僕の存在、僕の自信、僕の表現したいものを撥だけで全て語ってくれます。
千の言葉より一つの音色、僕にとって打楽器は、音楽は、みんなに自分の伝えたいことを表現してくれるものなんです。

コンクール、ソロコンで賞をとる度、周りの人達は「凄い努力して頑張ってたね」と言ってくれますが、僕はありのままの自分自信を「コンクール」という場でお客さんのまえで表現しただけでなのです。

僕は今中学生ですが、「音楽」は僕の親友以上の親友で、一生パートナーにしたいと思ってます。
  • 2010/12/18 6:12 PM
こんにちは。
今回アンサンブルコンテストで「風の祈りを演奏しますが、櫛田さんはこの曲をどのような想いで作られたのですか?



櫛田さんは
  • 奈央
  • 2010/12/18 9:53 PM
前回のコメントが途中までしか書いていませんでした。

櫛田さんは、元禄や雲のコラージュなど自然や和をモチーフとしたものが多くとても大好きです。
これからも良い曲を作り続けてください。
楽しみにしています♪

  • 奈央
  • 2010/12/22 9:15 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック