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音楽の常識「コード進行」

1:コード《和音》
  コンクールの課題曲も発表されて、また吹奏楽の季節が、一足早く聴こえて来たね。以前「歌うこと」ということで、音楽の常識をスタートさせたこと、記憶に残っているかな?今回から少し、その続きを話そうかなって。これから4・5ヶ月取り組むコンクールの曲にしても、その正体が掴めたら、より面白くなって来ると思うよ。楽曲分析いうたら、エライ大げさに聞こえるけど、やはり相手を知るっちゅことは、大切なことやんか。彼女のこと、彼氏のこと、ヨオケニ知りたいやろがな。
 
 これからの話は、音楽の色合い・雰囲気・性格・情感・意思……、を創って行く「コード進行」の話です。こいつが読み取れると、それだけでこの曲へのアプローチが、俄然こちらのものになるんだなぁ。逆に、もしもだよ、君がこのコード進行を自由にあやつれたら、そりゃぁもう作曲家への扉は開かれているんじゃ。
 さて、コード進行の始めの一歩は、コード進行を創って行く役者さん、「コード」つまり「和音」の話から、始めようか。音程の異なった音が、同時に2つ以上鳴ればそれは和音と云えるんじゃが、2つでは確かに1音よりフックラと聞こえよるが、メロディが少し膨らんだ(おお、はもっとる・ハモットルみたいな)感じで、性格とか・背景とか・色彩感までは行かんわ。で、3つ以上の異なる音が、同時に鳴り響いた時、「和音」って云うんや。異なる音が3つのとき、「3和音」ちゅうんや。ホナ、4つやったら「4和音」かい。それがちゃうねん。だから、ヤヤッコシイ。これについては、少し後でね。

 音楽の基本は、音階にあり。「和音」は、この音階の上に、3度ずつ積み上げた「3和音」が基本になります。つまり、ドの上にド・ミ・ソ、レの上にレ・ファ・ラ、ミの上にミ・ソ・シ……です。ですから、1つの調(ハ長調・ニ長調とか)は、7つの基本になるコードを持つことになるね。この基本になる7つのコードを、その調の「ダイアトニック・コード」と呼びます。
 
 そして、その1つ1つのコードは、調という舞台で活躍する、役者さんであります。ド・ミ・ソは、1度の和音と呼び(名は「トニック(以下)」)、何と云っても主人公です。
 
 次に大切なのが、ソ・シ・レ(ソ・シ・レ・ファで登場することが多い、何故か?アトデ)で、5度の和音(名は「ドミナント(以下)」)、主人公の信頼厚いブレーンです。
 
 それに、ファ・ラ・ド、4度の和音(名は「サブドミナント(以下」)、主人公とは少し変わった性格の、だけど良い仲間だ。
 
 あとの 4つのコードは、まあ脇役なんだけど、Tの代理和音3度・6度)、Dの代理和音7度)、Sの代理和音2度)として、結構活躍するのです。
 
 さあこのコードたちは、どんな順序で登場するんでしょうか。の順が一番多いかな。あと、となるかな。
 これ以外ないやんか。この4つの流れしかないのんに、何で色々仰山な曲がでけるんや。そこや。Tいうても姿を変えた、Tが登場しよるから、ドラマがオモロウなって行くんや。
 
 次回は、変装したの話。

 別のお話ですが、関西では初めての「関西吹奏楽ゼミナール」が3月19・20日、大阪で開催されます。ウィンズスコアさんのご協力で、僕も楽曲分析の講座を担当します。お会い出来れば、嬉しいですね。

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【ウィンズスコア編集部より】
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コメント
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  • 2016/08/28 3:50 PM
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