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2月〜4月5日までのお返事

 久しぶりとなりましたが、2月〜4月5日の分までまとめて、お返事させて頂きます。
 
>W.O.Tさん
 まずは、志望高校への合格「おめでとう!!!」。そして、部活では吹奏楽部に入ってと、きちっと自分のフィールドを決めて日常を求めている、その前向きの姿勢が嬉しいですね。前を向く・上を向く、この姿勢をいつも忘れずに行こう。
 また、3年間の世界を迎えるわけだ。しっかり楽しもう。音「楽」って云うのだから。楽しむ心から喜びは生まれるものです。楽しみは、素直に笑うことから生まれます。

>極少人数バンドの顧問さん
 まず、少人数バンドとか小編成バンドとか、表現されていますが、このこと自体が間違っていると思います。それは、この言葉なりイメージなりは、あくまで大編成を基準にして、それの小さいもの、というように理解されています。そうではなくて、小編成のバンドは、大編成とは全く違うカテゴリーのものだと云う理解が必要です。ですから、大編成のスコアを、あちこち削って、なんとか辻褄を合わす、と云うことは無意味なのです。
 そこで、自分のバンドの編成・スタイルを、熟知されている、指導者・ディレクターの先生による、スペッシャル・アレンジメントが必要になって来るわけです。小編成バンドほど、特殊な存在になって来るわけですから、レパートリー・アレンジメントもスペッシャルなものになって来るのが当然です。勿論、毎年の編成も変わりますし、部員の力量も違うわけですから、もう大変です(その点、大編成の指導者は、こと演奏に関しては、随分楽ですね)。だけどその分、楽しみも大きいです。
 実は、大学の私の講座でも、毎年ごとに、学生の選択する楽器は異なるし(自由に選択させています)、初心者から(ピアノ・声楽専攻生です)経験者まで、もの凄い格差を抱えてスタートします。私自身は、本当に良い勉強をさせてもらっています。指導者の方も、それだけアレンジメントの力量が要求されるわけです。しっかり、勉強して下さい。小編成バンドのディレクターであることを、良いチャンスにすれば良いのではないですか。
 レパートリーは、セミクラシックと呼んでいる、親しみ易いクラシックを取り上げるのが、良いと思います。モーツァルトの『セレナーデ』とかブラームスの『ハンガリア舞曲』、パッフェルベルの『カノン』とかですが、やり方によっては(ラヴェルを意識しないで)、『展覧会の絵』だって可能です。自分では、アレンジメントが無理だと思われましたら、一度、自分のバンドのために、スペッシャル・アレンジメントを特注されてみては如何ですか。方向性が見えて来ると思います。具体的なご相談は、Winds Score 経由でどうぞ。

>もうすぐ40歳さん
 『雅抄楽』の楽譜は、(有)ウィンド・ギャラリーさんより、出版されています。
 
>さんと ろさりおさん
 僕は、中学校で数学を教えていたことがあるのです。その僕が最初に赴任したのが、京都市立桂中学校なのです。一時開店休業していた吹奏楽部を、生徒諸君の希望で、15名だったかな、で復活させました。
 当時は、現在のように吹奏楽の楽譜が沢山なく、僕が作曲・編曲していました。僕の書いたスコアを、部員が一人ひとり写しとっていたんですよ。ポップスを取り入れたり、マーチングを始めたのも、僕です。桂中学の吹奏楽部には、時代として、ブラバン初期の思い出がギョーサンあります。京都会館のコンサート・西京極球場でのナイターコンサートなどですが。僕が3代目の顧問になるんかな。50年前のことですね。

> 壱さん
 『雅風断章』は、京都の嵯峨野の秋をイメージして、作曲したものです。雅風という語には、「雅な京都の嵯峨野に吹く風」という意味と、「嵯峨野という風景」という意味を込めています。嵯峨野の大覚寺・天竜寺の本堂に座って、庭園に静かに吹いて来る風に、今の自分を考えて風と対話しているといったイメージです。また、竹林の中を歩いている時、ふと風が吹き抜けて行くといった様子もあります。皆さんが街を歩いていて、ふと風が吹いて来て、というイメージでも良いと思います。嵯峨野という雅な歴史を持っている土地が、僕たちに与えてくれる心の高ぶりを感じる秋、という感じです。

>北沢 凜さん
 まず、和音が合っているかどうか、ということですが、これは感性のもので、美しい・澄んだ・豊かなといった言葉で表せると思います。自分が経験的に、感性として育んだものです。だから和音の響き合っていることは、自分がそう思っているかどうか、ということです。
 一般的に云えば、1・3・5音のバランスは、 10・5・7が良いと思います。そして、長3和音のときは、3音が低め・5音は高めが良いと思います。短3和音は、逆が良いようです。
 それから、和音は単独では意味がなく、和声として進行して意味がありますので、各音が次にどう進行するかによって、表現しなければなりません。ですから「和声法」をどの音楽生も必修で勉強するのです。

>まどかさん
 『元禄』は、全国の皆さんが競って演奏してくれています。吹奏楽のスタンダードとなって、作曲者として、こんな嬉しいことはありません。ぜひ、自分達のバンドの個性を生かした『元禄』に仕上げて下さい。各部分に充分イメージを持たせることが重要です。
 今、被災しなかった僕たちは、ブログに書きましたように、音楽をもう一度見つめなおし、音楽と真剣に・懸命に取り組むことによって、音楽の持つ素晴らしい力を再確認し、音楽をやっていける生きている喜びをかみしめることでしょう。僕たちがこのような姿で生きていることが、被災者の方々の励みになると思います。

>まりさん
 ブログに書きましたように、いま僕たちがやることは、音楽人として「音楽」をすることです。今こそ「音楽」の愛・絆・心をしっかり受け止め、その素晴らしい力を確認することです。そのために、吹奏楽部活動を通して、音楽を通して、心を鍛えて来たのです。自分を磨いてまたのです。音楽をやる目的はここにあるのです。コンサートもコンクールも、一つの目標ではありますが、それを乗り越えることで、もっと向こうに人の強さを作り上げる、大きな目的があります。僕もんな意味で作曲しています。新しく出版された僕の『東北地方の民謡によるコラージュ』は、東北地方の皆さんへの応援歌です。

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【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


コメント
お返事ありがとうございます! 先生の「東北地方の民謡によるコラージュ」にもとりくみ、先生のお気持ちを 先生からの応援歌をより多くの人に聞いていただくよう、微力ですが勤めさせていただきます。
  • まり
  • 2011/04/09 9:36 AM
お返事ありがとうございます。

心地よいと感じる響き、追求していきたいと思います。どれだけやってもきりがないのが音楽ですね。
やっぱり、きれいという単語に、限りはないですね。
和声について、本を探してみます。ありがとうございました。

そして、子どもたちと一緒に今しかできない音楽を極めたいと思います。
  • 北沢 凜
  • 2011/04/11 9:21 PM
初めてコメントさせていただきます。
吹奏楽部を引退して、はや半年が過ぎました。
高校では続けないつもりですが、今でも吹奏楽は大好きです(^^)

アンコンで、イントロダクションアンドダンスNo2を演奏したのを思い出しました。
地区大会グランプリ、県大会銀賞で終わりましたが
いい思い出です。

内容がグダグダになってしまいましたが、
また機会があったら、コメントさせていただきます(^ω^)
  • えりか
  • 2011/04/16 7:35 PM
今年のコンクールで、うちの学校は今のところ元禄をやります。
櫛田さんはどんな思いでこの曲をつくりあげたんですか?
特に、サックスのソロの部分をおしえてください!
お願いします。
  • まりりん
  • 2011/04/25 4:21 PM
今年コンクールでエルザをやります。
soloをどのように吹けばいいですかね?
あと楽譜のリクエストできたらいいなと思います。
  • ジョージ
  • 2011/05/07 4:15 PM
初めまして。大阪に住んでいます。
吹奏楽始めたての中学3年生です。
今年の夏のコンクールはおそらく
先生の「火の伝説」になると思います。

あの曲は5度の和音が多いですよね。
5度の和音のこつとかあれば教えてください。
そしてあの曲を演奏するにあたって気をつけなければいけないこと。
どういう思いが込められているのか
教えてください!

最後に、あの曲はなぜ盛り上がって→フルートのソロ→クレッシェンドで終わるのですか?
盛り上がってからのフルートは何を表現してるのですか?

長くなりましたが宜しくお願いします。




  • 真由子
  • 2011/05/11 7:25 AM
初めまして。
このたび「日本の旋律による三つの情景」を演奏することになったのですが、この曲の元になっている「東北地方の民謡」とは、何という曲名でしょうか?
原曲を聴き、イメージを作ってから練習したいと思っています。よろしくお願いします。
  • しばた
  • 2011/05/18 1:48 PM
こんにちは。初めまして。
今度アンサンブルで『六本のクラリネットと二人の打楽器奏者のための「インプレッションズ」』をやらせていただくことになりました。
私たちは普段、日本民謡などは演奏しないので、どういったイメージをもって演奏すればよいのかが分かりません。
この曲を演奏するに当たって、ポイントなどがあれば教えていただければと思います。

よろしくお願いします。

  • クラダイスキ
  • 2011/10/10 11:24 PM
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