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音楽の常識「コード進行」5

5:セカンダリー・ドミナント7thコードの活用法

 さあ、前回セカンダリー・ドミナント7thコードのお話、理解できたかな。その調のダイアトニック・コードによる進行を、より豊かに・色彩的に演出するパーツなんじゃ。とくに、旋律が情感豊かなときほど、バチッと来るんや。C Major(ハ長調)で、もう一度やっとこうか。
 C Majorのダイアトニック・コードは、C・Dm(Dm7)・Em(Em7)・F(F Major7)・G7・Am(Am7)・Bm7(b5)やから(音楽の常識2参照)、Cはセカンダリー・ドミナント7thやなくて、もともと5度のドミナント7thコードのG7が居るし、7度のBm7(b5)は解決せーへんコードやから、この2つは除いて、それぞれのコードへ完全4度上行(完全5度下行でもエエ)する7thコードちゅうわけで、DmへはA7EmへはB7FへはC7G7へはD7AmへはE7と云う事になるんやな。そうして、そのヴァリエーションの一つとして「two-five」ちゅうやつを使うんやったな。
 じゃあ、1つ想い入れタッブリのコード進行を一つ、これで来年の課題曲を書いてみるか。
 
 C→E7→Am→C7→Fmajor7→Em7(b5)→A7→Dm→D7→G7

まあこんなとこか。
どのコードが、セカンダリー・ドミナント7th で、どこが two-five か解るかな。

Q太郎「センセ、6つ目の Em7(b5)は、Emでエエノンとちゃう ?」
「ヤッパリ、来よったか。そうや、Emや Em7 でエエンや。けど、短調(minor)の2度のコードは、マイナー7thフラット5 の構成になるんやから、two-five の進行では、その行く先のコードがマイナーのとき、m7(b5) にすると、なんちゅうか、よりノスタルジックになるんやね。どう。」
Q「D7→G7 のとこの D7 のコードをドッペルや云うてたヤツが居りましたよ。アイツ、音大へ行っとったかな。」
「そうか。まだドイツ語かいな。何やエライみたいに、音楽でドイツ語を使うなんて、もう古いんじゃない。僕らの業界では、全て英語で行こかって云うてるのんや。まあ、エエ。G7 は、5度のコードで機能はドミナント、それに進行する D7 は、セカンダリー・ドミナント・コードやさかい、ドミナント・コードが2重になるんで、D7 のことをドッペル(doppel:ドイツ語)・ドミナントと呼んでいるんや。英語で云うたらダブル(double)・ドミナントちゅうわけ。セカンダリー・ドミナント・コードのこと、日本語では一応〈副属七の和音〉と呼んでいます。」
Q「セカンダリー・ドミナント7th・コードにしても、two-five で使うコードも、センセ、全部よその調の5度のコードやったり、2度のコードですやん。」
「お前、いつの間に、そんなスルドクなったんや。その通り、よその調の5度であり、2度であるんや。そやから、借用和音ちゅう呼び方もありますねん。」
Q「セカンダリー・ドミナントへ、ドミナント・モーションでアプローチするコードを、置いたらあかんのん?」
「お前、色んなこと考えるな。そうや、そら有りや。Dm へ、E7→A7→Dm と行くんやな。この E7 のコード、イクステンド・ドミナント7th と云うんやけど、これをどんどん使って行くと、どんどん調性が希薄になって行くから、まあ使いようかな。」

 Q太郎君、僕の目を盗んで、色々勉強しているようです。今日もこのあと、話が弾みました。とくに D7 の使い方で、セカンダリー・ドミナント7th と違った使い方のアプローチを云い出しました。このことは、次回に。それではまた。

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【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


コメント
こんにちは。質問させて頂きます。

櫛田先生の「飛鳥」にはD、G、Aという和音が出てきますが、この和音はどういう和音でしょうか?

日本的な和音なのか、西洋音楽の機↓検↓垢里い錣罎Sus4の
和音なのか。

勉強不足のため、わかりませんでした。
演奏する際の注意点(各音のバランスなど)も含めて、教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
  • m.t.
  • 2011/08/06 3:56 PM

こんにちは
たまたま見つけたので、コメントさせていただきます



アンコン、重奏コンで
イントロダクション アンド ダンス1をやらせていただきました。
私の学校の打楽器は、代々この曲をやっているんです。




アンコンでは、校内予選で落ちるナンバー1でしたが

練習を重ね
校内で1番良い順位をとることが出来ました。


私は、シロフォンが大の苦手です。
そして、鍵盤での音階も大の苦手です。

まあ要するに、1st、特にHは
苦手の塊だったわけです



しかし1stを後輩にやらせるのはプライドが・・・ということで

苦手なシロフォンを一生懸命練習しました!



2月に行われた個人重奏コンテストの県大会では

楽しむことを目標に、精一杯イントロダクションを演奏しましたっ




そして結果は・・・

県1位で、本大会である東海北陸大会に出場できたのですっ



それ以来、この曲は私にとって特別な曲です



この曲をつくっていただいて・・・本当にありがとうございます♪



まとまりのない文ですみません
  • ゆーの
  • 2011/08/17 11:47 AM
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