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音楽の常識「コード進行」6

6:2度のメジャー・コードの活用

 セカンダリー・ドミナント7thコードの活用から、コード進行に色彩感・豊かさ・情感が広がって来ることが、理解出来たと思います。また、そこをポイントにスコアを読む事で、演奏がグッと豊かな流れになるのです。
 さて、ハ長調の5度・G7(ドミナント)のコードのセカンダリー・ドミナント7thコードの D7 は、前回ちょっとだけ話しましたように、セカンダリー・ドミナント7thコードとして機能する以外に、独立したパーツとしてコード進行に組み込むことがあります。通常、2度のコードは、音階の<2・4・6度音>で構成しますから、短3和音がベースで、マイナー7th・マイナー7thフラット5 といった形で使われるのですが、この場合(D7)、4度を半音上げた構成<2・#4・6度音>という長3和音がベースとなります。そう、2度のメジャー・コードと云えます。

Q太郎(以下Q)「思い出しました、センセ。いつでしたかな、アッツイ夏の日、センセとギターでビートルズやって、ここ格好エエワ、言うて。」
「ナンチュウたって、ビートルズは『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』やで。」
Q「と言うては、あのスゴイLPのジャケットを見せびらかしたはったな。」
「あのジャケットの観客の中に、シュトックハウゼンが居るのん知っとったかな。」
Qボブ・ディランアインシュタインはわかるんやけど。」
「お前さんは、ダブルA面シングルの『Day Tripper』がエエちゅうて、アタマの2小節のリフばっかりやっとったね。」
Q「センセかって、アンコールの『A Day In The Life』ばっかりやったでっせ。」
「ほんで、D7の話やが。『Day Tripper』に出て来よるな。」
Q「解るわ。7小節目からの E7→F#7→A→G#7 ちゅうとこに出て来よる F#7 ですね。」
「そうや。解り易くハ長調で云うと、C7→D7→F→E7 となるんやね。この2度メジャー7th は、4度や2度・6度と組み合わすとエエねんやな。」

【C→D7→F→C】
『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』のアタマ、でブルースやR&B の定番でーす。
【C→D7→Am7→Dm7→G7→C→D7→F major7→Am】
もうエエか。こんなコード進行で、マーチ書いてみません?
 
 スミマセン。今回は、Q太郎との雑談が多くって。いえいえ、センセのビートルス談義が聞きたいって?ホンマ?ほな機会みつけやっちゃおうか。それとも、ビートルズ・ナンバーをアレンジしょうか。それとも、曲目募集から行こうか。
 ではまた。次回は代理コード(ウラ・コード)の話しょうか。

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【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


コメント
高校で吹奏楽部の指導をしている者です。先週土曜日に先生の編曲されたテイクファイヴとフラーミートゥーザムーンを演奏させていただきました。とても好評をいただきました。http://www.risshisha.ed.jp/news/jazzfes.html

当初、テイクファイヴがとても難しかったです。特にAなどの伴奏群の意味が理解できなくて、どうやってもスパイ大作戦みたいになってしまって…。でも急に解ったのです。BASSパートと金管パートが一体化することで原曲のピアノパートのリズムが再現できるんですね。それがわかったら、曲の雰囲気が急に変わって原曲のあの雰囲気が響いたのです。生徒たちととても興奮したひとときでした。とても感激しました。
今回の本番はあまりベストを尽くせなかったのですが、12月の定期演奏会ではもう一度この曲に挑みます。
より理解を深めて頑張ります。
またすばらしいJazz編曲を期待しています。
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