プロフィール

ウィンズスコア公式HP

ウィンズスコア公式twitter

沈黙……そして生還

 6/9のブログで、私が「未破裂脳動脈瘤」を持っていること、これはいつか破裂して、死に至ることをお話いたしました。そして、その「未破裂脳動脈瘤」の破裂を防ぐための手術を受けること、そしてその準備に掛かっていることを、お話しました。

  ご報告いたします。世に「神の手」と呼ばれておられる、素晴らしいドクターにお会い出来、そのドクターひきいる医療スタッフの方々の、技術と使命感あふれるご努力のもと、未破裂脳動脈瘤の破裂を予防する手術に成功いたしました。また。皆様方と同じフィールドに立って、ご一緒にお仕事が出来ますこと、大変幸せでございます。

 全身麻酔で沈黙を続ける中、足の付け根から動脈に入れられたカテーテル(手術用の管)が体の動脈を通り、頸動脈を通過し、脳に到達します。その距離1.5メートル。
 そこで、そのカテーテルに仕込まれた第2の細いカテーテルが、脳の動脈に添って患部に向かいます。脳の細い入り組んだ、間違えば何らかの機能障害を引き起こす「脳動脈」です。もう許される誤差0.01ミリの世界です。これをモニター映像で捉えながら、スタッフがタッグを組んで実行するわけです。こちとらの、アンサンブルがどうの・ハーモニーが濁る・アタマが合ってない、なんていうヤワな話ではありません。

 そして、動脈瘤の入り口に達します。いよいよ、カテーテルに仕込まれた、プラチナのコイルが抜かれ、動脈瘤の内部に埋め込まれて行きます。1本目のコイルが入れば、次々その中に2本目・3本目のコイルというように埋めて行きます。これで、動脈瘤の中に血液が流れ込まないようにするわけです。
 3時間の沈黙の中で、全ての生活が止まり、人口呼吸器によって生命が保たれ、この命の儀式とも云える手術は終わりました。

「櫛田さん、終わりましたよ。」のドクターの声が遠くから聞こえ、「生還したな」という感覚が体内を巡りました。

 また、仕事が出来る、この実感は、人生の幸せを再び呼び起こしてくれました。復帰した・復帰できたと云ってしまう以上のものがあります。まさに、「新生」です。新しい何かが、湧き上がって来る思いです。

 ドクター・医療スタッフの方々の、ものすごい技術と使命感で、新生することが出来た今、支えられ応援して頂いた多くの方々への感謝の心を持って、次の作品に取り組みたいと思います。勿論、ブログも音楽理論・音楽批評を中心に書き続けます。よろしく、ご支援下さい。

--------------------------------------------
【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!


コメント
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2018/03/02 7:33 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック