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音楽の常識「コード進行」8

8:4度進行(コード進行の定石・その2)
 
Q太郎(以下Q)「センセ、日本列島凍り付いている間に1月が経ってしまいましたが、ご気分どうですか?もう退院しはって四ヶ月やさかい、普通に戻らはったんと違う。心機一転どないです?」

「そうやね。元に戻るというより、まさに心機一転、新生の年にしたいね。」

Q「若いなぁ。しかし、体は大事にして下さい。センセは代わりが居らへんねし。」

「オオキニ。まず、ウィンド・アンサンブルのスタイルで、『ハンガリー舞曲』のアレンジを手がけました。吹奏楽を室内楽の延長線上と見ている、僕のもっともやりたかったヤツやさかい、気合いが入っとるんや。それから、カンマームジーク大阪というバンド(このバンドもウィンド・アンサンブルなんやけど)の初演作品も書いて・・・というわけで、もう始動しとるんよ。」

Q「そうですか。それはスゴーイ!甦った何かが早う聞きたいですがな。早速ですけど、昨年のコード進行の続きやってくれません?」

「そう、年末年始、チョット間が空いてしもうたな。ほな、順次進行の次の定石に進もうか。音楽の常識辺りで、コード進行の最初の話として、 という進行が、コードの機能から作られるコード進行の基本や、と云うたん勿論、覚えてるやろな。」

Q「もちろん、もちろん、あれから楽譜見るたんびに、このフレーズのはなんや、はなんや、はなんやねっちゅうて、やってます。」

「よっしゃ。ほんなら、キーは C として、 Dm 使うたら、このときのは?」

Q「2度上がってんのやさかい、この前の順次進行やっ ! 」

「ほな、 F を使って、G7 へ進行したしたら?」

Q「それかって、順次進行やんか。」

「その通りや。そいで G7 から トニックの C へ進行するねんやね。これは、もっとも大事な進行で、大事というか、どない云うたらエエかな。音に対する感性として、良かったあぁ、というか、そうやったんか、とか、そんな気持ち、解決したという感覚になる進行なんやね。」

Q「それドミナント進行云うて、音楽の根幹を作る進行やったですね。」

「そうや。その進行はコードのルート(根音)が、ソ・ラ・シ・ドちゅうように、完全4度上がって行くんやな。ソ・ファ・ミ・レ・ドと完全5度下がって行く、と考えてもいいね。そこでこの進行を、4度進行と呼んでいるんや。」

Q「ほなセンセ、4度進行でコード進行を作っていったら、キマリですな。どないなサウンドになりますねん。」

「お前の得意のギターでやってみたらエエがな。まあ、キー C として、ダイアトニック・コード全部使ってやってみると、こないになるんや。C→F→Bm7(b5)→Em→Am→Dm7→G7→C、これで循環するしな。」

Q「センセ、F〜Bm7(b5) のとこ、ルートの動きは、増4度ですやん。」

「そうや。まあ4度の親戚や云う事で、部分的に使うにはエエやろう。全体的にみて、メジャー・キーの中に、副3和音のマイナー・コードが入ってきて、明るいムードの中に、淡い感じが広がって、思わせぶりの泣かせが入るんやな。」

Q「バラードで迫って行くのにエエ感じですね。前に習うた、ツー・ファイブも、この4度進行なんですね。」

「そうそう。4度進行を上手く使っているんやね。4度進行は、全ての音楽の定番中の定番やね。そやから、コード進行の中での、最強進行と云えるんやね。」
 
 4度進行を使ったコード進行です。

 キーは C minor で、Cm→Fm7→Bb7→Ebmaj7→Abmaj7→Dm7→G7→Cm7

 これを繰り返して最後は Cmaj7 で、と云うわけです。ではこのコード進行で、やんわりと一節行きましょうか。


※上記のメロディは著作権フリーです。ご自由にお使い下さい。


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【ウィンズスコア編集部より】
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コメント
今年の夏のコンクールに鉄之助さんの曲を演奏したいと思うのですが・・・
迫力のある、おすすめの曲はどれですか?
  • 中学生
  • 2012/02/04 9:18 PM
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