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こんな季節にはベーシック(その1)

 間もなく春の訪れですね。バンドも卒業する人、入って来るフレッシュマン、新鮮なムードに包まれて、とても良い気持ちになります。よっしゃぁ!今年こそ、やったるでぇ!毎年のこととしても、この気持ち、気色エエやんか。

Q太郎(以下Q)「センセ。また、シーズン・インちゅうわけでして、4月からのスケジュール、よろしゅうお願いしますわ。」

「そやな、去年はリヒャルト・シュトラウスで通したし、吹奏楽のオケ版はもうエエかいな。」

Q「そうでんな、なんでこんなん、って云いもって、ようやりましたわ。爆演とでも云うんでっか。充分堪能しました。それでもう、ここらで、ちゅうて、止めていったんも居るんです。しかし、リヒャルト・シュトラウスって、やっば、魅力的ですな。」

「そう、特に管楽器の音の響きや色彩感がエエわな。それが皆んな、もともとの、って云うか、伝統的な楽器法から書かれているんで、僕も随分、勉強さしてもろうたし。あと、『ドンキ・ホーテ』だけ残っとんな。」

Q
「また、何年か先にやりますわ。それよりもセンセ、今月フレッシュマンが仰山入ってくれて、そこで、なんです。もう一回、出だしに戻ろうか、云うてますねん。」

「そうか、それはそやな。学校かってメンバーが新しくなって、4月からスタートするんやし。ここは、一つベーシックに戻るのもエエん違う。」

Q「まだ3月やのに、コンクールの自由曲や、云うてるバンドもあるけんど、一寸ここは足下見た方がって思いますね。」

「その通りや。」

Q「そこでセンセ、ベーシックちゅうたら、やっぱりあれですか。」

「そうや、ホルスト先生の『組曲第1番・第2番』やな。文句ないやろ。」

Q「オーケストラにおけるベートーヴェンの交響曲のような地位にあるって、国塩哲紀先生の文、読んだことありますよ。」

「この作品で、吹奏楽というジャンルの扉が開かれた、と考えられるよね。『第1組曲』のシャコンヌだけを取り上げても、その芸術的価値もさることながら、ウィンド・アンサンブルとしての全てと云ってもエエぐらい、多くの要素が書かれているんやな。」

Q「高一のとき、毎日やりましたわ。わりとシンプルに書かれているんやけど、飾り気がないだけに結構難しかったです。」

「そのかわり、きっちりやれば、絶対に基礎力はがっちり付くね。」

Q「なんちゅうか、合奏の力って云うのですか、皆が表現を考えるようになりました。」

「それが、いつも云うてる音楽性がついて来る、と云う話や。」

Q「東京佼成にもお出でになった、フェネルさんとイーストマン・ウィンド・アンサンブルの演奏を、よーく聞きましたよ。」

「1955年の録音なんやけど、このマーキュリー版は、一般のクラシック・ファンにも愛聴された、歴史的名盤やな。勿論、1977年公開された、ホルストの自筆スコアを検証して録音した、クリーヴランド管弦楽団の管楽器奏者を集めた、極めて洗練された演奏もあるけどな。」

Q「1980年に出版された、インストゥルメンタリスト※編注:アメリカの器楽雑誌「Instrumentalist」)の論文のことですな。センセには、指揮法と合わせて、仰山話し聞きましたわ。」
 
 Q太郎との会話は、いつもこんな調子で。この日も同様です。この続きは、次回に。『第2番』のこともあるし、別の意味でのベーシックの話もあるし。ではまた、お会いしましょう。

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【ウィンズスコア編集部より】
下のコメント欄(comments)にて、櫛田先生へのメッセージ・質問等を受け付けております。後日まとめて、先生にお返事していただきますので、疑問や悩みをぶつけて下さい!

コメント
こんにちはっ!!
櫛田さん大好きな新中3トランペット担女子です。
今日、秀吉が配られます//
定期演奏会でやります☆
それと、私が1年生の時、先輩方がコンクールで火の伝説を演奏しましたヽ(*´∀`)ノ
うちの学校はみんな櫛田さんが好きなのです(〃▽〃)


  • 櫛田さんらぶ!!
  • 2012/03/27 7:27 AM
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